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音楽と写真と暮らす毎日

三井砂川炭鉱 

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三井砂川炭鉱中央立杭櫓(1896~1987)
北海道炭礦鉄道により、上砂川地区初めての炭鉱が開坑され三井鉱山に買収されたあと
最盛期には多くの坑口を持ち、北海道の三井系炭鉱では主力級の炭鉱であった。
1960年代からは大深度からの採炭を進めて生産性の向上に努めたが、1987年に閉山した。
閉山後、立坑と立坑櫓を利用した地下無重力実験施設
Japan Microgravity Center(JAMIC)として再利用されたが
コストなどの面から利用率が低迷し結局2003年に閉鎖された。
(wikiより抜粋)

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JAMIC入口
さすがにここは破る気にはなれない。
上砂川の町のはずれにあるが存在感と裏腹に近づく人はほとんどいない。

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なおこの砂川炭鉱でも多数の方がなくなっている。
どこかの遠征の帰りに2度ほど寄ったがいずれも日が暮れてしまっていて
月夜に立杭のシルエットというものはなかなか無気味であった。
そして3度目の上砂川は朝から訪問して立坑の色にびっくりした
グレーに青い字でJAMICと・・・。

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立ち入り禁止と書いていたが気付かなかったので
立坑直下へ
ここまで炭鉱を感じさせないのはJAMICのせいだろうか・・。

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敷地内も荒れてはいない。
特に誰も気にしないのだろうか?

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というわけで斜め向かいにある
かみすながわ炭鉱館へ
抗夫の像が出迎えてくれた。
逆光は撮影において嫌われるが、僕はむしろ好きだ。

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当時はごろごろ坑口があったらしいがその当時を感じれるものはこの炭鉱館
の中にしまわれているといってもいい。
当時北炭の寡占状態に対抗するため財閥系の炭鉱会社が次々と炭鉱を開坑させ
対抗していった。
砂川炭鉱は水で炭層を砕き排水もろとも炭を運び排水と石炭にわける
水力採炭方式を取り入れ効率化を図っていた。


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近くにある悲別駅(上砂川駅)
有名ですね。誰も訪れている人は見ませんでしたが。

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上砂川
ここものどかな町である。
倒壊している家などもほとんど見受けられないし
炭鉱という痕跡は炭鉱館の中に保存されている。
町には立坑があるがきれいにペイントされて
あくまでも無重力実験センターの遺構という風に感じた。



しかし
運動公園の野球のスコアボードの後ろに見えてしまっている遺構や
ジェットコースターの軌道の下に見えちゃってるおどろおどろしい坑口
そんな街のほうがなんともいえない
魅力を感じたのも事実だ・・・。

















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