大夕張ダム
2013/09/22 Sun. 20:49 | 夕張市内 |

1991年(平成3年)から建設省(現在の国土交通省)によって多目的ダムである夕張シューパロダムの建設が進められており2013年(平成25年)に完成すると完全に水没して姿を消す。ダムによって出現した人造湖はシューパロ湖と呼ばれる。
ダム右岸部のシューパロ湖上には三弦橋(さんげんきょう)と呼ばれる鉄橋が架橋されている。この橋はかつて旧・下夕張森林鉄道線夕張岳線森林鉄道の鉄道橋として使用されており、現在は使用されていない。
「夕張川治水の安定化」・「夕張市再生の切り札」としての賛成意見と、「不要な公共事業で税金の無駄遣い」・「自然破壊」としての否定意見が入り混じりながらも夕張シューパロダムは2014年の完成に向けて、建設が進められている。(wikiより抜粋)
かつての名所も閉ざされた。
大夕張ダム管理事務所から望む三弦橋
水面に映る三弦が美しかった
先日ルベシップ林道からのアプローチで三弦橋を見る記事を書いたけど
今度はこっちのルートが幻となってしまう可能性を含んでいる

旧452号線。大量の水が上より溢れ出している
国道452号線からこの場所に辿り着いていたが一連のダム建設により
国道が付け替えられており
新道は旧道より上を辿るルートとなっております
8月いっぱいは新道より旧道に降りれます

管理事務所入口
タイルが良いです。ところでこのマット最近見かけない気がします。
タワシ的な風合いのもの。効率よく泥を落とせます。

長年の雨や汚れによってコンクリートもキています。
ここが何の建物か示す表札も役目を終えようとしています。
大夕張 という言葉に何らかの感情を抱く人間が沢山います。

旧452号線にあるシューパロトンネル。
もうここも通れなくなっているが暗闇の奥から工事関係者の声が響いていました。
弧の丁度一番上の箇所から長い蜘蛛の糸がたれていました。

防護壁も同様にコンクリートが素敵な色になっています。
札夕線からの入口に円形の防護壁がありましたが
夜中に見るそれをホラーメロンと呼んでいました

トンネルをでた脇にあるこの遺物。
初めてここに来た時から気になっていましたが
もう最後なので柵を乗り越えて入ってみました。
来れなくなるならもちろんくぐっておきます。
この日は8月27日。さすがに沢山の人が別れを惜しむために
来ていました。
いつだったか夜に来て写真を撮っているときに
宿直のおじいさんが出てきてくれて話した思い出があります。
数え切れないくらい訪れました
早朝や夜中にも
色々な人と
そんな自分にとって大事な場所がまたひとつ消えていきます
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