fc2ブログ

Skarocksteady Soundsystem

音楽と写真と暮らす毎日

北炭幌内炭砿布引坑 

布引 021
北炭幌内炭砿布引坑
現在立坑櫓は解体され、巻揚げ室のみが残っています。
平成元年閉山頃まで、幌内炭鉱の主要坑として稼働していました。
見学時には熊の出没に注意が必要です
(そらち産業遺産と観光より)


前回の探索で本沢地区、新幌内に行ってきましたが、
今回はその中間に位置する奔幌内地区は布引に行ってみたいと思う。

布引 022
本沢地区より奔幌内川に沿って林道を走ると幌内橋にでる。
上記にも書きましたが数か所の木には引っかき傷が付いていますので注意です。
念のためクマ避けのベルを装着しホイッスルを吹く

布引 023
その道を行けばすぐに布引坑はある。
危険により立入禁止。道も数日降り続いた雨できわどい個所もある。
遠くの方からは鉄道村のSLの汽笛がホーホー鳴っている。
家族連れの楽しいひと時が目に浮かぶようだ。

布引 002
鉄道村から木の海を挟んだジャングルの奥地にはこうして過去のものが残存している。
遠くの汽笛と相俟って時代の隔たりを嫌でも感じさせられた。
密閉箇所は多数ありいたる所から管が伸びている。
北炭の看板も25年経つのか。

布引 008
まず最初に目にする遺構はこの小さい建物。
危険物庫か?さすがは煉瓦しっかりしている。
扉は鉄製でやはりその用途と思われるが

布引 003
もう少し足を進めると長い年月により上部は骨組みだけになった建物がありました
屋根は早い段階で無くなってしまったのでしょう。
内部は植物が生い茂っている。

布引 011
木製の窓枠も時間の問題だろう。
この日は雨で黒い雲が多くどんよりしていて僕の趣向にあった写真が撮れる。



布引 012
この建物には多数の消火器が散乱している。
年代物なので腐食している可能性も。
中のガスは大丈夫なのだろうか?





布引 013
よく見てみると北炭と書いてあるラベルが貼ってある。
意外と北炭の残留物はお目にかかることが少ないように感じるが。




布引 010
撮った写真を見返してみるとこの煉瓦は焦げたような跡があった




布引 009
消火器の部屋から出ると目の前には巻き揚げ室がある。
遺跡化している。蔦がものすごく煉瓦を這っている。
一年の内、その全貌を現す時期はごく短い間だけなのじゃないだろうか

じゃあ内部に入ってみます。




※帰り道
布引坑を出たすぐに警察が張っていました。恐らくはサボってたんでしょうが
町中がパトカーだらけでした。
行く方は
立ち入り禁止地帯ということを忘れずに
素敵な過去との邂逅を。
関連記事

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://skarocksteady.blog.fc2.com/tb.php/122-ae572b7d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)