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Skarocksteady Soundsystem

音楽と写真と暮らす毎日

北炭幌内炭砿布引坑 斜坑 

布引 斜坑 001
奥に向かって左手のほうに遺構が見えたので向かうと
川が足下1mに流れています。
泥で隠されたボロボロの橋を渡った対岸には密閉なしで斜坑が口を開けていました・・・
足元に散らばるコンクリートがもしかしたら
密閉されていて崩れた残骸かもしれません




布引 斜坑 002
これいいんでしょうか?
斜度はもの凄いです。レールらしき軌道が漆黒の闇に右に曲がって消えていきます。
ある程度まで滑りながら降りてみましたがあまりの恐怖で
途中で引き返しました。耳を澄ますと闇の方から水の流れる音が聞こえています。





布引 斜坑 004
恐怖と興奮で酸欠になりながら先へ進むと
怪しげな通路があります。中腰ですすんでみると




布引 斜坑 006
ちがう斜坑の側面に出ました。
これは密閉されていてガス抜きの処理がされています。


布引 斜坑 005
斜坑をよく見ると上部にも穴があいており見たことのない形状です。
上部の穴の先をたどって後ろを見上げてみると



布引 斜坑 007
この変な形状の穴に向かっています。
内部を見てみます



布引 斜坑 008
どうやらまた暗闇にすすんでいかないとならないようです。
しかもおどろおどろしいし。





布引 斜坑 009
白い柱を境に右と左に部屋が分かれているようです。
とりあえず鉄梯子のしっかりしている左を登ってみます。





布引 斜坑 010
予想はしていたが闇だ。
少しだけ光が漏れているのでそこに向かってすすんでみます。
ある程度進んだところで足の感触がコンクリートから鉄に変わりました。
さらにもう一歩進んだところで足先に崩れる感触が。
どうやらこの鉄板の下は空洞になっているみたいです。
軽く叩くとコーーーーーンと下の方で響いています。
軽いパニックで引き返し右側の部屋に入ることにしました。





布引 斜坑 011
わざわざ下に降りるのもあれなので
真ん中の白い柱を抱くように右の部屋へ
・・・・しかし右側の部屋も同じでした。
グラグラしていて今にも踏み抜きそうだ
意を決し錆びた鉄板の上を少しずつ
少し進んだ先には



布引 斜坑 012
・・・!?
穴が開いている。
見たくなかったのですが、
足下はかなり深い濁った水が溜まっていてプール状態に
なっているようです。





布引 斜坑 013
そこで見たものは
巨大な扇風機の羽だ。
やはりあったのです。



何十年という年月を超えて。











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