有珠山西山山麓火口散策路 2
2014/01/30 Thu. 15:33 | 廃墟 |

道南バス
ヘッドライトは丸目の4発。時代を感じる。
インパラみたいだ。

バス路・・までは読める。
町道にはバスが通っていたのだ。麓より少し上方へ登ったところ
勾配も厳しかったのではないか。

さらに進むと幼稚園の看板があった。
ということはこの道はスクールゾーンでおおくの児童が通っていた
道だと思われる。現在の姿からはまったく想像もつかないが。

そしてその先にすぐやはり建っていた。
とうやこようちえん
被災した地にあったのは避けようの無かった事実で
ようちえんという事が悲惨さを倍増させている。

とうやこようちえん
もちろん誰もいなく怖いほど静かだ。
屋根にあいている穴は噴石によるもので
ここには多数の噴石が爆発で飛んできたそうだ。

内部は荒れたい放題の様相
天井に空いた穴によって崩壊の速度が他の建物より速い。
そして入り口にはまた南国調のあの植物が。

とうやこようちえんスクールバス


・・・この滑り台
今では問題になりそうな角度の滑り台だ。
いろいろな遊具が当時のまま放置されている。

この道も地盤が隆起して歪んでいる。
非常に歩きにくい。
この日は平日ということもあってか、
家族連れ1組とカップル1組しか遭遇しなかった。

この歪んだ町道付近には何故かバッタが大量発生していた。
歩いていると踏んでしまいそうなぐらいの量だ。
足音で驚かしながら歩いた。

そのバッタを狙う猫。
麓の住民の話によるとこの猫は噴火の際どこかから現れて
迷子になっていたのを、そのまま飼ったらしい
ちなみにこの猫 バッタが好物らしい・・・。
道端でゆで卵ならぬ元祖 焼卵というものが売られていた。
手作りの看板には力強い字で「元祖!」と謳っていたが
炭火の上に卵を並べて焼いただけのものだ。
そしていかんせん焼いてあるので
硬い殻と薄皮の間に水分の膜ができないため
信じられないくらい殻がむきずらく
むいていて可食部が1/3ほど失われた。
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