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Skarocksteady Soundsystem

音楽と写真と暮らす毎日

羽幌炭鉱 羽幌本坑 操車場 

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操車場内は驚くほど静かで暗闇が支配している
だらしなくぶらさがった看板が取り残されていて
さみしかった




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トイレがぼんやりと映し出されている
閉山して数十年ずっとこのままでいる
手前の便器は人為的に破壊されたものだ
なぜこのような事をするのだろうか








羽幌本坑 010
出坑口
ヘッドライトで照らしてこの明るさだ
壁に年月がにじみ出ている
本日は何人の人間がここを訪れたのだろう







羽幌本坑 012
安全灯室
木のすのこでバリケードされている 横には椅子も立てかけられている
充電をするための部屋で絶対火気厳禁となっています


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安全灯という割には色々な使用についての注意事項があった
坑内で大惨事にもつながるため 蓋を開けるなという細かい指示が書かれている


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出勤簿を差す場所
名前が書かれたカードがそのまま差され放置されている
更新されることは2度とない
どこかのブログで落ちていたカードを差しなおしておきました
と書いていた記憶があったため
ぼくも足元を確認しておきましたが落ちているカードはありませんでした





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こちらも名前が残っている
閉山が決まる前に閉山の噂が出回ってしまい
多くの人がここを去ってしまったという記録が残っている
真っ暗なこの場所は
ヘッドライトが束の間の過去を映していて
本当にさみしかった



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さて問題の階段ですが今回訪問時は
ついに上りました
壁に鉄板で鋲うちしてあり折り返しのバランスだけでこの階段は
階段という見た目をなんとか保っています
溶接部分は錆に侵されていて手すりは空中に倒れこみ
ぶら下がっていました
2階まで上ったところで上から朽ちた鉄が降ってきました。
その瞬間から
どうしても上る事ができませんでした。


未来永劫
この先を知ることは
僕にはできませんでした





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