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Skarocksteady Soundsystem

音楽と写真と暮らす毎日

羽幌炭鉱 上羽幌坑 

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前述したホッパーの横には何らかの穴が口を開けていた。
軽く水没していたがかなり奥まで続いているようだ。
這ってでもしないと進めない高さだ







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ホッパーの周りには上方からの水の流れがあり、何かがありそうだ。
急峻な崖だが泥まみれになり登ってみる。
ホッパーが上から見える。結構な高さまで登ってきた





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このホッパーは木製のところまでよく残っているが、
ホッパー上部の施設はやはり自然に朽ちてしまっていた。






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辺りを見渡してみるとそこは浴場となっていた。
基礎と湯船が山中に今も残っている。
時は流れた。
そしてこの場所は取り残された






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タイル張りの1時代前の浴槽だ。
大量の鹿の糞があたりに散らばっている。
前回の訪問時もそうだがここ上羽幌では必ず水没する。






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サッポロ リボンナポリンの空瓶が落ちている。
お風呂上りには爽快だろう。
僕が6歳くらいの頃、親戚と集まるときには必ずといっていいほど
団欒に並べられた。30年も前になるがそれ以来の
リボンナポリンの瓶だ




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浴場から崖に向かって左側に向かって視界が開けている。
あきらかに道があった様相でこんな時はだいたい何か発見する。
画像で伝わるだろうか、雨が降っていて薄暗く
薄気味悪い場所だった。首からさげた鈴だけがチリーンと
寂しく鳴っている。








041 (2)
進んでいった行き止まりにやはり坑口はあった。
2つ並んでおり非常に状態は悪い。
この坑口の数m上部にも何かの基礎があり
坑口に近づくものを監視している






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左側の坑口
左手の山から土砂が流れてきており1/3ほど埋没している

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右側の坑口
扁額、ポータルとも装飾はごっそり落ちており、
足元に残骸が散らばっていた
山中にかつての穴は朽ち果て眠る。









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ホッパー、坑口地帯から小学校跡地方面に向かう途中
煉瓦が藪の奥に一瞬見えたので渡渉して確認に向かう。
規模は小さいが幌内の風洞に似た感じだ。






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建物内部は行灯?みたいな物が放置されていてこれはもっと後の時代のものだろう。
扇風機の台座みたいなものは確認できないが壁には大きな穴が開いており
更に隣に連結する施設があったと想像する。






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洞状になっているが右側は穴が開いており建物にはここから入った

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洞状の一部を壊してその煉瓦を地下にもぐっている側の坑口に隠すように
塞いであった。
しかし上部が開いているので這いつくばって穴に
潜る。






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左に折れながら地中に穴は進んでいるが
すぐに土砂で閉塞していた。
この遺構についてはよくわからなかったが
ここで断念した。


















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