太陽小学校
2013/09/02 Mon. 23:56 | 羽幌 |

太陽小学校
昭和46年に閉校
昭和54年羽幌緑の村として転用されたが建物の老朽化にともない平成12年に完全閉鎖
それは強烈なインパクトでたっていた。

円形の体育館は誰もが目を奪われるだろう
天井の鉄筋が素敵でした。

羆と海豹の剥製
よくできていた。所々虫に食われていた
校舎の回廊には骨となった小動物の死骸が横たわっている
これにもまだ虫がたかっている。
ある箇所では強烈な獣臭をぼくは感じてしまった。
床は抜け落ち、天井は落ち荒廃の進む小学校ではあるが
1部屋だけ厳重にバリケードが施された部屋がある。
そこには閉鎖されて以来進入したものはいないだろう
バリケードの隙間からのぞいてみるとどうやらリネン室のようだ。
ボロボロの建物の奥まった場所にあるバリケードの隙間から
見えたベッドと真新しい布団に
強い違和感を覚えた。
建物の形状からその部屋の奥にはまだ部屋がありそうだったが
管理者がそこまでして守りたかった物はなんだったのだろう?
放火を恐れてか?
やがて
薄暮の時間をむかえ
動物たちが活動を始めるころ
築別本流と木の看板に書かれた
林道に僕らは迷い込んだ
誰も来ることが無いその廃道には鹿がいた
かつての動物たちの住処にヒトが道を作り
そして不要となって捨てた道にまた動物が戻ってくる
そんな道に僕らは迷い込んで
鹿はずっと僕らを見つめて
いつまでも
どけてくれることは無かった。
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