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ルベシップ林道~三弦橋 

ルベシップ林道三弦橋カラー 008
三弦橋(第一号橋梁)1958-1963

三弦トラス(Triangular truss、Three chord truss)と呼ばれる。
同形式としては国内唯一の、世界的にも稀有な鉄道橋である。
この特徴的な構造と鋼重450t、長さ381.80m(最大支間77m、7連)という、長大さは全国の森林鉄道でも他に例がない。
現在、大夕張ダムの下流に建設中の夕張シューパロダムが完成すると水没する運命にある。
wikiより抜粋

昔から大夕張ダム管理事務所からの三弦橋が好きだった。
ここ最近またその想いが再燃してネットで調べていた所違う場所からも眺めれるという
情報を入手した。

「じゃあ行ってみましょう。」

仕事そっちのけで調べてもらい
そのポイントまでのルートは
ルベシップ林道→道道136号線とある。
そしてその数日後には2人はこの場所に立っていた。
ルベシップ林道三弦橋カラー 001
ルベシップ林道三弦橋カラー 002
ゲートにはディンプルの鍵で開ける南京錠だ。
許可を申請して入林しました。
夏ということもあってすでに虻や蜂がアタックしてくる


ルベシップ林道三弦橋カラー 013
これだ。
非常に素敵な森で気持ちも高ぶってくる。
木々の間から柔らかな太陽光が心地よい。蝶がたくさん飛んでいた
幅員は狭くハンドル操作を誤ったら大変な事にでもなりそうだが
林道初心者の我々にも走りやすい道であったと思う。

ルベシップ林道三弦橋カラー 011
アゲハチョウ
かなりスローな動きでで水溜りに集まっていた
この色の種類は子供の時以来に見る。

ルベシップ林道三弦橋カラー 004
途中にあった人工物。
施工年が書いてあったのかどうかは覚えていない。
森の中に昔の人工物。良い

ルベシップ林道三弦橋カラー 010
さらに進むと貧弱な人道橋がなんとか残っている。
右から三本目の橋脚曲がっている。
多分いつか崩れてしまうだろう
木の脇から何とか撮影
道はいつしか
道道136号に分岐し工事現場が現れました。
丸太を過積載じゃないかってぐらい積んだトラックや
ものすごい遅さの重機などが仕事をしています。
すれ違えやしないので後退して退避所でやりすごしたり
ここら辺から非常に走りづらくなっています。
ほとんど一般の車なんか通らないので(実際一般車には会っていない)
工事現場に迷い込んだ車
みたいで非常に居心地が悪いです。
ルベシップ林道三弦橋カラー 006
渇水したシューパロ湖
何かの遺構がある。あそこまで行ってみたい。
1962年に水没したのだろうか

そしてついにシューパロダム建設現場につきました。
ルベシップ林道三弦橋カラー 005
なんというか非常に居心地が悪い笑
試験注水も間近に控え急ピッチで工事が進められている印象。
シューパロダム管理棟はこの少し行った高台に設置してあります
ここからの展望を楽しむ人の為のちょっとした展望スペースと説明板も出来上がっています。


ルベシップ林道三弦橋カラー 009
管理棟脇の小道を下るとある隧道
この隧道をぬけると三弦橋を正面で見れる素敵過ぎるポイントに行けるのですが
僕たちは遅すぎました。
コンクリートで閉塞されて永遠に見れなくなってしまっています。

ルベシップ林道三弦橋カラー 007
ついた。
いままでに見たことのない渇水ぶりである
そしてこんな色は見たことが無い。
水は薄緑色で錆の色に合うなって思った。
大夕張管理事務所から見る三弦橋とはまた違った美しさがある。






シューパロダム完成で
三弦橋はダムに沈んでしまう。
その時を
指をくわえて待っているなら
間に合う内に三弦橋に行く道を選んだ。



知っているだけでも
いろんなものがやがて朽ちたり壊されていく




時間は無いなって思った。
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